TZシリーズなら簡単

「ウェブを活用して成長しよう」ということを今日の中小規模ビジネスは呼びかけています。しかし、この呼びかけの広がりにこそ注意を払う必要があります。インターネットの扉を大きく開けば開くほど、サイバー攻撃への扉も開かれることになるからです。保護対策に破産するほどの費用をかけたり、徹夜で監視し続ける必要はありません。SonicWall TZシリーズのファイアウォールは、中小規模ビジネスや拠点のニーズに特化して設計されており、エンタープライズグレードの複雑さを排除した上で、エンタープライズクラスのセキュリティを提供します。新しいSonicWall TZシリーズファイアウォールを採用すれば、総所有コストを抑えて、より高速なブロードバンドで動作する優れたファイアウォールを手に入れることができます。

Image featuring the product line of TZ firewall series, advanced security solutions for SMBs.

TZについて

TZシリーズは、SonicWallが提供するエントリーレベルのファイアウォールシリーズであり、Trusted Zones(トラステッドゾーン)の頭文字となっています。またこれは、多くのマネージドサービスプロバイダー(MSP)に選ばれているファイアウォールでもあります。TZシリーズなら簡単 – 使いやすく、手頃な価格で入手でき、愛用していただける製品です。ユーザーは、プラグ差し込むだけで、費用対効果に優れた高度な保護を利用することができます。複雑な管理や次なる脅威について心配する必要はありません。

SonicWall TZシリーズはさらに効果的

お使いいただくファイアウォールに、大企業が必要とするレベルの保護機能が搭載されていてはならないという理由はありません。当社のすべてのネットワークセキュリティ製品を支える考え方は、トラフィック検査に関して手を抜かないということです。当社は、ファイル全体を検査します。ファイルサイズや使用されるポートおよびプロトコルに制限はありません。新しいTZシリーズは、1/2.5/5/10 GbEネットワークインターフェイスを提供し、大企業、大規模な大学および政府機関が活用しているような保護を提供します。高度なマルウェア保護、アンチマルウェア機能、侵入防御サービス(IPS)、コンテンツフィルタリングサービス(CFS)およびURLフィルタリング、アプリケーション制御、セキュアモバイルアクセス(SMA)を備えたエンタープライズグレードの保護機能により、大企業のパートナーにもプラスの印象を与えることができます。

SonicWall TZシリーズはさらに高速

高速ブロードバンドを起点として、ワイヤレス通信も高速化する必要があります。これを実現するには、ファイアウォールに大きなパワーが必要となります。SonicWall TZシリーズにはそれに見合うパワーがあります。SSLの利用が爆発的に増加していることを把握した上で設計されたTZシリーズには、暗号化されたSSLトラフィックに潜むマルウェアを識別するだけのパワーがあります。ワイヤレスコントローラーが統合されているため、ワイヤレスデバイスが提供できる超高速通信を顧客や従業員に提供するために追加のコストがかかることもありません。

SonicWall TZシリーズはさらにお手頃価格

以前は、高速ブロードバンド要件を満たすために、ビジネスオーナーは高額な費用を支払う必要がありました。SonicWall TZ 370ファイアウォールは、1 Gbpsの速度でフルディープパケット保護を提供できます(TotalSecureバンドルには、アプライアンス、CFS、アプリケーション制御、IPS、高度なマルウェア保護、SSL検査、ゲートウェイアンチウイルスが含まれます)。

SonicWall TZシリーズは中小規模ビジネス向けのソリューション

サイバー犯罪者に組織を攻撃されないようにしましょう。SonicWall TZシリーズは、お客様の性能とセキュリティの要件を、お手頃な価格で満たすことができます。このすばらしい新製品の詳細については、SonicWall TZシリーズのデータシートをご覧ください。TZシリーズの製品ラインでは、すべてのセキュリティサービスをお好みでお選びいただくことセキュリティサービスバンドルとしてご利用いただくこともできます。

2022年業績優秀パートナー企業および代理店の表彰

全世界のSonicWallの業績優秀ディストリビューターおよびパートナー企業を対象とする2023 SonicWall Partner Awardsを発表します。

SonicWallの2022年は、歴史的なビジネスの成長によって本当に素晴らしい1年となりました。当社の成功の中核を成すのは、世界中のパートナー企業様のコミュニティや販売代理店様の多大な協力です。各社の格段の尽力により、SonicWallは今年も素晴らしい1年を実現することができました。各社はサイバー犯罪に立ち向かい無数の新たな脅威を抑え込むため、SonicWallのソリューションを用いて顧客の防御に絶え間なく献身的に取り組んでいただきました。また、SonicWallのサイバーセキュリティの専門知識、イノベーション、卓越した顧客サービスを有効に活用した各社の魅力を提供して来られました。

このような高度な能力を有する企業の中に、数多くの優秀な業績を達成された企業があります。以下の15種類の各賞に対して幅広い候補企業から地域ごとに1社のパートナー企業を選考しました。年間売上高、製品ポートフォリオの幅広さ、プロジェクトの成功率、チームワークの高さなどの要因を基準として選考を行いました。

表彰の基準とカテゴリ

SonicWallの成功は、当社にとって大切な販売代理店様やパートナー企業様を通じた効果の高いセキュリティソリューションの提供によるものです。あらゆる規模の企業に世界クラスのセキュリティサービスを提供する優れたSonicWall SecureFirstパートナーを表彰することができ、たいへんうれしく思います。当社は、各社の献身に感謝し、その優れた業績を以下のカテゴリで2023 SonicWall Award Winnersとして表彰いたします。

  • 年間最優秀ディストリビューター
  • 年間最優秀パートナー(シルバー、ゴールド、プラチナ、DMR、NSP)
  • マネージドセキュリティサービスプロバイダー(MSSP)部門年間最優秀パートナー
  • エンタープライズ部門年間最優秀パートナー
  • 年間最優秀新加盟企業
  • 年間最優秀プロジェクト
  • 年間最優秀パートナー営業担当者
  • 年間最優秀パートナー技術者
  • 年間最優秀認定トレーニングパートナー(欧州、中東、アフリカ)
  • 年間最優秀代理店(欧州、中東、アフリカ)

SonicWallは、すべての受賞者とパートナー企業にお祝いの言葉を述べたいと思います。2022年の皆さんの格段の努力に心から感謝しています。2023年も協力してさらに良い1年にしましょう!

SonicWallのCEO兼社長であるボブ・ヴァン・カークは次のように述べています。「SonicWallの実績はその創業当初より常に、その大切なパートナー企業と代理店の成功があってこそ築くことができたといえます。このたび、組織の規模に関係なく常に第一級のセキュリティサービスを一貫して提供している当社のSonicWall SecureFirstパートナー企業の皆さまを表彰でき、とても嬉しく思っております。私たちは、17,000を超えるパートナー企業と代理店で構成されるグローバルネットワークが存在していることにとても感謝しており、光栄に感じております。今回の賞は、彼らが成し遂げた素晴らしい実績を称えるものです。」

以下のカテゴリで2023 SonicWall Partner Awardの受賞者を発表できることをうれしく思います。

Japan

USA/Canada

United Kingdom

Ireland

Nordics

Eastern Europe

Germany

Switzerland

Austria

Spain

Italy

France

Netherlands & Belgium

India and SAARC

ASEAN

Greater China Region

Australia & New Zealand

Korea

Brasil

Mexico

Paraguay

Chile

Pan-EMEA

Middle East

Africa

当社のパートナーネットワークに加盟する方法やSonicWall SecureFirstパートナープログラムについてご覧になることができます。詳細は.

OpenSSLライブラリを更新し、重要なセキュリティ機能を含むSMAの新リリース

SonicWall Secure Mobile Access(SMA)100シリーズは、安全確実なアクセスを約束する統合型ゲートウェイであり、組織は自らの企業アプリケーションへの仮想プライベートネットワーク(VPN)アクセスをリモートユーザーにもたらすことができます。SMA 100シリーズのリリース10.2.1.7には、OpenSSLライブラリへの更新のほか、オペレーティングシステムを潜在的な攻撃から守る複数の重要なセキュリティ機能が含まれています。

SonicWallは、オペレーティングシステムのレベルで複数の点検を行い、オペレーティングシステムの正常な状態を基準とすることで潜在的に危険にさらされている可能性のあるデバイスの特定に役立つ複数のセキュリティ改善策をSMA 100シリーズなどの自社製品に組み込むアプローチをとっています。さらに、SonicWallは、セキュリティインシデントを検出して確認し、新しいソフトウェアをリリースして問題を是正するため、デバイスヘルスデータを含む匿名の暗号化データをバックエンドサーバーへ送ります。

NIST 800-61によるSMA 100のセキュリティ強化

SMA 100 10.2.1.7は、検出と解析、封じ込め(containment)、根絶(eradication)、復旧に関するNISTのインシデント対応プレイブックの内容に従っています。

検出と解析:SMA 100 10.2.1.7は、オペレーティングシステム(ファームウェアとも呼ばれる)に異常な動作や正常な動作からの逸脱がないか継続的に監視します。さらに詳細な解析が行われ、そうした異常が実際にセキュリティインシデントの発生を示しているのか判断が下されます。ローカルシステムでセキュリティインシデントが検出されると、追加の診断メタデータがオペレーティングシステムから収集された上でインシデントの根本原因について判断が下されます。

封じ込め:潜在的に悪意のある事象を検出したら、攻撃者がさらに多くのリソースにアクセスしてより多大な損害を生じさせる前に侵入を阻止することが重要です。SMA 100が正常な動作から逸脱したと見なされる場合、短期的な封じ込めが実施されます。これには、SMA 100からの特定のネットワーク通信を制限することで、悪意のあるサーバーへの通信を回避することが含まれます。

 

根絶SMA 100が侵害されたと判断された場合、インシデントの根本原因を排除し、攻撃者を立ち退かせるか、攻撃者が環境に入るのを可能にした脆弱性を緩和しようとするプロセスが「根絶」です。これを遂げるには、不審なプロセスを終了させ、権限のないファイルをオペレーティングシステムから削除します。

復旧:この段階では、影響を受けたSMA 100を通常のオペレーションに戻し、インシデントが将来的に発生するのを回避します。当社が社内で解析した結果、SMA 100の中にセキュリティインシデントの発生が確認されたとき、お客様はSonicWallのサポート部門から通知を受けます。SonicWallは影響を受けたお客様と協力して、より新しいファームウェアへのアップグレードを図ります。

ハイジーン(hygiene)インシデント対応の手引きには記載されていませんが、サイバー脅威に積極的に対処していくには、良好なセキュリティハイジーンと業界で広く行われるセキュリティプラクティスが重要となります。SMA 100 10.2.1.7はまた、パスワードの失効や多要素認証を保証し、ウェブアプリケーションによるファイアウォールを有効にしてSMA 100の安全を確実なものにするなどして、最終顧客がセキュリティに関するベストプラクティスに従っているかも点検します。これらが有効になっていないときは、管理ユーザーインターフェイス上にメッセージを表示してお客様に行動を促します。

SMA 100のOpenSSLライブラリが最新に更新されました

SMA 100はOpenSSLライブラリを最大限に活用してSSL-VPN接続のセキュリティを提供します。「CVE-2022-4304:OpenSSL RSA暗号解読の実装の中に存在するタイミングベースのサイドチャネル」に示されるサードパーティOpenSSLの脆弱性にパッチを適用するため、当社はOpenSSLライブラリを1.1.1tバージョンに更新しています。

SonicWallは、SMA 100のすべてのお客様が、MySonicWallにログインすることで、もしくは以下のリソースに記載されているガイダンスに従うことで、10.2.1.7へアップグレードすることを推奨いたします。

  1. ナレッジベース
  2. アップグレードガイド
  3. 管理ガイド
  4. リリースノート

最新のSonicWall Gen 7 TZファイアウォールへのアップグレードをおすすめする10の理由

人は、持っているものを簡単に手放すことができません。私たちは日常的に使っているものに対して愛着や安心感を抱きます。たとえば、私は古いカウチソファを持っています。あまり使っていませんが、手放すことができません。このような「コンフォートゾーン」には危険性があります。必要ではなくなったものに執着させてしまうためです。

同じように、私たちは古いネットワークデバイスに対しても慣れてきてしまいます。しかし、古いカウチソファを手放さないこととは違って、セキュリティ機器は正しいタイミングで更新しないとネットワーク全体を危険にさらす可能性があります。今こそ、ニーズを評価して変化に適応する絶好のタイミングです。ネットワークがシンプルになるように、必要ではないものは取り除き、運用に不可欠なデバイスを更新する必要があります。

優れたファイアウォールは安全なネットワークの基本です。ファイアウォールは高度なサイバー攻撃を阻止します。また、今日の職場で求められているスピード、パフォーマンス、生産性のニーズにも対応します。この記事では、旧式のファイアウォールを最新の第7世代SonicWall TZシリーズファイアウォール(TZ270、TZ370、TZ470、TZ570、TZ670シリーズ)のいずれかに更新することを検討すべき理由のトップ10をご紹介します。

1.高ポート密度のデスクトップフォームファクタでマルチギガビットをサポート
組織では帯域幅を大量に消費するアプリケーションをサポートするためにスループットの向上が必要です。そのため、マルチギガビットポートが必要になります。さらに、ポートの数が多くなるほど、より多くのデバイスをファイアウォールに直接接続できます。

アップグレードをおすすめする理由:Gen 7 TZシリーズの次世代ファイアウォールは、マルチギガビット(2.5/5/10G)インターフェイスまたは光ファイバー(SFP+、SFP)インターフェイスを提供する初めてのデスクトップフォームファクタです。一方、旧式つまりGen 6ファイアウォールでサポートしているのはギガビットインターフェイスのみです。また、Gen 7 TZは最少で8個のポートをサポートしていますが、Gen 6でサポートしているのはわずか5個です。


2.拡張可能ストレージと冗長電源による優れたハードウェアアップグレード
Gen 7 TZには拡張可能ストレージが搭載されており、ログ記録、レポート作成、キャッシュ、ファームウェアバックアップなど各種の機能に対応します。第2電源は、故障時の冗長電源として使用でき、事業継続性を確保します。

アップグレードをおすすめする理由:Gen 7 TZシリーズモデルはデバイスの底面に拡張可能ストレージスロットがあり、最大256GBまで拡張できますが、Gen 6にはありません。TZ670には32GBの拡張可能ストレージがあらかじめ搭載されています。また、TZ570/670シリーズのファイアウォールは冗長性のために2つのAC電源をサポートしています。オプションの冗長電源はTZ570/670シリーズとともに購入できますが、他のすべてのGen 6およびGen 7のファイアウォールでサポートしている電源は1つです。


3.画期的なファイアウォールインスペクション、DPIパフォーマンス、IPSec VPNパフォーマンス
アプリ、HD動画ストリーミング、ソーシャルメディアなどからのネットワーク帯域幅の要件は増加し続けています。要件に対応するには、パフォーマンスを低下させずに安全なネットワークを提供することができる、より高速なファイアウォールインスペクション、DPIやIPSec VPNのパフォーマンスが必要です。ファイアウォールのパフォーマンスが高くなることで、組織はより高速なインターネット速度を活用したり、より多くの同時接続ユーザーやリモートユーザーに対応したりできます。

Gen 7 TZシリーズは、Gen 6ファイアウォールの最大4倍のファイアウォール、DPI、IPSec VPNパフォーマンスを提供します。


4.接続数の増加に対応(秒あたり、SPI、DPI、DPI-SSL)
同時接続数が多くなると、より多くの同時ユーザーセッションを有効にしてファイアウォールで追跡することが可能になるため、拡張性が向上します。

アップグレードをおすすめする理由:Gen 7 TZシリーズは、Gen 6ファイアウォールの最大15倍の最大接続数を提供します。


5.シングルサインオン(SSO)ユーザーの増加
シングルサインオン機能により、連携されているシステムにユーザーが1つのIDとパスワードでアクセスできることで従業員の生産性が向上し、ITサポートのコストが削減されます。

アップグレードをおすすめする理由:Gen 7ファイアウォールでは、Gen 6リーズの最大5倍のSSOユーザーがシングルサインオンを使用することのメリットを享受できます。


6.VPN接続の強化
小売店向けPOSビジネスなど、遠隔地や支店を持つ組織の場合は、多くのサイト間のVPNトンネルを構築できることが不可欠です。VPN接続により、組織は分散型ネットワークを相互に接続して安全にデータを共有できるようになります。

アップグレードをおすすめする理由:Gen 7は、Gen 6ファイアウォールの最大8倍のサイト間VPNトンネルを提供します。


7.VLANインターフェイスの増加
VLANでは、ネットワークデバイスの論理グループ化のサポート、ブロードキャストトラフィックの削減、セキュリティポリシー実装時の制御の強化が可能です。これにより、同じネットワーク上でデバイスを論理的に分離できます。VLANインターフェイスの増加によって、組織のセグメント化とパフォーマンスの向上が可能になります。

アップグレードをおすすめする理由:Gen 7 TZシリーズは、Gen 6 TZシリーズの最大5倍のVLANインターフェイスを提供します。


8.802.11ac Wave 2テクノロジーとアクセスポイントの最大数の増加
802.11ac Wave 2テクノロジーは、MU-MIMOテクノロジーをサポートすることによってWi-Fiのユーザーエクスペリエンスを向上させます。Wi-Fiオプションが統合されているため、組織はハードウェアを追加購入しなくてもワイヤレスネットワークをさらに拡張できます。また、ファイアウォールでサポートされているアクセスポイントの数が多いことにより、Wi-Fiネットワークの拡張性が向上します。

アップグレードをおすすめする理由:Gen 7 TZ(TZ670以外)では統合された802.11ac Wave 2のサポートを提供していますが、Gen 6がサポートしているは802.11ac Wave 1または802.11nテクノロジーのみです。Gen 7 TZでは、Gen 6シリーズの最大4倍の数のアクセスポイントをサポートしています。


9.最新のSonicOS 7.0をサポート
豊富な機能を備えたSonicOS 7.0オペレーティングシステムは、最新のユーザー体験/インターフェイス、トポロジ表示、拡張ポリシー、高度なセキュリティ、ネットワーキング、管理機能、TLS 1.3、BGPルーティングのデフォルトサポートを特徴としており、追加ライセンスは必要ありません。

アップグレードをおすすめする理由:SonicOS 7.0のサポートはGen 7シリーズで利用できますが、Gen 6シリーズでは利用できません。Gen 6シリーズのファイアウォールでは、BGPサポートを有効にするために追加の拡張ライセンスを購入する必要があります。Gen 7では、ファイアウォールを購入するたびにBGPサポートがデフォルトで含まれています。ステートフルHAのサポートはGen 7 TZシリーズで利用できますが、Gen 6 TZシリーズでは利用できません。


10.5G USBモデム対応
Gen 7 TZシリーズのUSB 3.0ポートは、5G接続用の5Gドングルを接続するために使用できます。Gen 7 TZシリーズは、対応するドングルを使用することで4G/LTE/3Gテクノロジーと後方互換性があります。

アップグレードをおすすめする理由:5GテクノロジーのサポートはGen 7 TZシリーズでは利用できますが、Gen 6 TZシリーズでは利用できません。

 

SonicWall TZ次世代ファイアウォールとは

SonicWall TZシリーズにより、柔軟性が高く、統合されたセキュリティソリューションで高速の脅威防御を実現できます。SonicWall TZ次世代ファイアウォールは、小規模ネットワークや多くの拠点を持つ分散型企業向けに設計されており、特定のニーズに合わせて調整可能なさまざまなモデルを提供します。

最新のSonicWall TZファイアウォールにアップグレードする準備はできましたか?SonicWallセキュアアップグレードプラスプログラムを利用すると、現在ご利用中のSonicWallファイアウォールまたはその他の対象セキュリティアプライアンスをリプレースする際のコストを節約できます。

拡張されたエンドポイントの可視性と制御により、在宅勤務者を保護する

現在進行中のパンデミックが、私たちに教えてくれることが1つあるとすれば、在宅勤務が新しい常識になる可能性があるということです。しかし、ITエグゼクティブはこれに慎重に対処する必要があります。なぜなら、企業の境界を拡張することにより、新しいリスクが発生し、標準的な保護のコントロールの価値が損なわれる傾向があるからです。継続性とセキュリティを確保するためには、組織が、無数の高度な脅威にさらされることなく、従業員がリモートで操作できるようにする必要があります。二つの相反する要件は実現できるのでしょうか?

組織がこれらの課題を乗り越えるのにあたり、SonicWall Capture Client 3.0エンドポイントソリューションは、どう支援できるかを確認してみましょう。

コンテンツフィルタリングを用いて、攻撃対象領域を削減する

ほとんどのマルウェアの脅威は、Webサイトまたは電子メールのリンクを通じて加えられます。この攻撃手段は、詐欺サイトかもしれないし、本物のウェブサイトである可能性もあります。これまで、Capture Client 2.0では、エンドポイントは既知の悪意のあるサイトからである場合のみブロックされました。

Capture Client 3.0は、包括的なクライアントベースのコンテンツフィルタリングサービスを備えています。HTTPとHTTPSの両方のトラフィック、許可およびブロックするカテゴリのきめ細かなポリシー、信頼できるアプリケーションの除外、および信頼できないアプリケーションのブラックリストを検査することにより、管理者はネットワークベースのコンテンツフィルタリングサービスをリモートユーザーに簡単に拡張できます。

アプリケーションの脆弱性インテリジェンスによりリスクを最小化する

多くの場合、在宅勤務では、SlackやZoomなどのさまざまな生産性アプリケーションやコラボレーションアプリケーションを利用します。多くの場合、従業員は別のツールを探しに行きます。別のツールとは、企業によって管理されていないツール、ということです。これらのいずれの場合でも、攻撃者は常に、エンドポイントで実行されているアプリケーションの脆弱なバージョンを探します。そして、パッチ、まあ…パッチは常に動くターゲットですよね?

アプリケーションの脆弱性インテリジェンスにより、Capture Clientはアプリケーションおよびアプリケーション上で発見された脆弱性をリアルタイムで可視化します。管理者は、パッチを適用するアプリケーションに優先順位を付けることができ、許可されていないアプリケーションが起動したプロセスをブラックリストに登録することもできます。

きめ細かいポリシー割り当てのためにActive Directoryプロパティを活用-どこでも

在宅勤務のもう1つの側面は、クラウドサービス(O365やAzure Active Directory (AD) など)の爆発的な採用です。企業は多くの場合、ユーザーとデバイスに関連付けられたADプロパティに基づいて詳細なポリシーを適用します(例えば、マーケティングユーザーはソーシャルネットワーキングにアクセスでき、IT管理者は高度なツールにアクセスできます)。Capture Clientは、グループメンバーシップなど、これらのプロパティに基づき、きめ細かなポリシー割り当てもサポートするようになり、ディレクトリがオンプレミスでホストされているかクラウドでホストされているかは関係ありません。

Linuxサポートにより、サーバー保護を拡張する

クラウドへの移行すると、Linuxベースのワークロードの使用量の増加も伴い、これをマルウェアの脅威から保護する必要があります。Capture Client 3.0は、SentinelOne Linuxエージェントのサポートも導入し、次世代のウイルス対策機能をLinuxサーバーに拡張します。

ツールを使用することにより、業務時間が楽になる

さらに、Capture Client 3.0では、次のような点において使いやすさが強化されました。

  • 新しい通知センターにより、未解決のアラートを確認できます
  • カスタマイズ可能な警告設定により、優先度を設定できます
  • ダッシュボードが改善・拡張され、アクション可能なインテリジェンスを搭載
  • MSSP用の簡易マルチテナントダッシュボード
  • より多くのエンドユーザーによる通知。これには、エンドポイントがネットワークから切断された際の通知を含みます。

Capture Client 3.0を使用すると、企業は、安心して在宅勤務施設を従業員に拡張できます。軽量で統一されたクライアント内では、可視性が向上し、これによって攻撃対象が減少するので、リモートエンドポイントへの標準保護が拡張されます。

Cybersecurity(限りなきサイバーセキュリティ)」が、新たなビジネス基準に移行する組織を守ります

各企業、団体、政府機関には、新たな「ビジネス基準」が到来しています。新たなビジネス環境では、全従業員がモバイルかつリモート環境下となり、各スタッフの安全性が低下することになります。

このように突然生じる環境の変化は、将来的なテクノロジー、コミュニケーション、ネットワーキング、サイバーセキュリティなどの計画の策定を加速させます。

いまや「場所や時間にとらわれないビジネス」の時代が到来しており、ITとビジネスの形態は無限に変化し続けています。アプリケーションやデバイスの急増、クラウドの普及、ボーダレス組織、あらゆる場所に存在するセンサー機能など、幅広く拡大し分散したITの現実により、ビジネスの現場がこれまでにないほどの膨大なリスクにさらされています。

こうして複雑化した影響力がリスクを大幅に増大させ、従来のセキュリティコストを引き上げ、さらには熟練したスタッフを不足させており、その状況は深刻化しています。こうした状況下では、限られた予算とスタッフ人員では対応に限界が生じており、従来型のセキュリティアプローチでは克服することができない「サイバーセキュリティビジネスにおけるギャップ」が広がりつつあります。

そうしたなか、企業において従業員のほぼ全員がリモート環境にあり、オープンかつアクセス可能であり、漏洩は避けられず、従来のソリューションでは対応できない状況下で、厳しい監視によってプレッシャーが高まるようになると、どのようにして組織内での業務における健全性を守ればよいのでしょうか。

そこで、今後必要とされるのは、新しいBoundlessCybersecurityモデルに移行すること。これにより、新しいビジネス基準に向けた組織が編成され、あらゆる既存の制約が解消されるでしょう。この新しいビジネスモデルにより、制約の多い従来型の戦略から最新の積極的で際限のないビジネス形態に移行していくのです。

Boundless Cybersecurityとは?

新しいグローバル環境や著しく変化する市場のダイナミクスにより、Boundless Cybersecurityの必要性が高まっています。このセキュリティシステムは、リモート、モバイル、クラウド対応ユーザによる「無限に広がる」従業員を含めた組織全体に対するサイバー攻撃を積極的に抑制します。Boundless Cybersecurityは、次の3つの原則に基づいています。

  • 未知のことを知るSonicWall の技術革新、例えば Capture Advanced Threat Protection (ATP) クラウドベースのサンドボックスサービス、特許出願中の Real-Time Deep Memory InspectionTM (RTDMI)、機械学習、重大なサイバー脅威情報などにより、最前線の捉えがたい脅威を検出します。
  • 場所の関わらずすべてをチェックする。もはや管理セクションは不要。エンドツーエンドのセキュリティに必要となるテクノロジー、サービス、ソリューションを一体化した可視性と制御環境を実現します。(Capture Security Center など)
  • 運用管理コストを抑えるSonicWall では、企業、SMB、組織体、政府機関などを経費的に効率よくサイバー攻撃から守るために、実に画期的で拡張性のある経済的方法を確立しました。

SonicWallのBoundlessCybersecurityを採用すれば、企業エグゼクティブ、政策立案者、行政管理者は、現在拡大しているサイバーセキュリティビジネスのギャップを解消し、無制限に広がる脅威のリスク増大を抑えるとともに、従来型セキュリティによるコストや人材リソースを削減することが可能となります。

世界的な健康危機に際し、事業を守る方法

政府や医療機関が新型コロナウイルス(COVID-19)拡散の封じ込めや阻止に向けた対策を講じている一方、企業は従業員の安全性を確保しながら業務を遂行しています。災害や不測の事態に直面した場合には、以下のベストプラクティスをご検討ください。

安全にリモートワークの拡大を

組織ならびに企業はリモートワークを許可することで、従業員の安全衛生を確保しています。これにより、ポリシー作成の必要性が高まるとともに、リモートワークの可能性を広げることができるはずです。

しかしながら、このような予防措置によって、モバイルワーカーや在宅勤務が予想外に増加し、多くの組織ではユーザー増加に対応するだけの仮想プライベートネットワーク(VPN)ライセンスが不足しているのが現状です。これは、従業員がビジネスリソースにアクセスできなかったり、さらに悪い事態では、セキュリティ保護されていない接続を使用してアクセスしたりする深刻なリスクを招きます。

そのため、セキュリティを重視する組織では、ユーザーの流入(および個別のライセンス要件)に対応できる拡張可能で安全なモバイルまたはリモートアクセスソリューション(VPNなど)を導入する必要があります。

事業継続計画の確認

悪意のあるサイバー攻撃、悪天候、停電、パンデミックなど、災害はあらゆる形で襲ってきます。そのため、こういった不確実性に直面しても、事業が確実に継続できるよう、前もってこういった状況に対する準備をしておく必要があります。

組織ならびに中小企業・大企業では、毎年、事業継続計画を見直すことが推奨されます。通信チャネル、リーダーシップ、インフラストラクチャ、テクノロジーなど、あらゆる事項について考慮する必要があります。SonicWallの「事業継続性を確保するための5つの提案」を参照してください。

恐怖心を悪用するサイバー攻撃からの防御

サイバー犯罪者は、トレンドや恐怖心、人間の行動を巧みに悪用します。コロナウイルスの感染拡大は、恐怖心を悪用するフィッシングキャンペーン、モバイルマルウェア、ソーシャルエンジニアリング攻撃などを仕掛けるには絶好の機会です。

世界保健機構から送信されたように見せかけたフィッシングメールなど、コロナウイルスに対する恐怖心を利用したさまざまなフィッシングが展開されています。積極的なフィッシング攻撃を軽減するために、強力で安全な電子メールセキュリティを導入する必要があります。

従業員やスタッフ、提携企業、請負業者がフィッシングリンクをクリックした場合に発生する、ネットワークへの不正アクセスや認証情報の盗難といったマルウェアによる被害を軽減するために、クラウド・アプリケーション・セキュリティOffice 365セキュリティ、高度なエンドポイント保護ソリューションが不可欠です。

多数のエンドポイントの保護

安全なネットワーク境界の外側でローミングを行うリモートワーカーが増えており、これが新たな常識(ニューノーマル)となっています。これは新しいエクスペリエンスであり、ネットワークセキュリティ制御により保護されている場合と同じように動作することもあります。

エンドポイントに影響を与える攻撃の流入に備える必要があります。リモートで作業する、または隔離を強制され退屈している1人の従業員がフィッシングリンクをクリックしてしまった場合、ランサムウェアを介してデータがロックされたり、認証情報が盗まれたり、企業ネットワークにアクセスされるといった可能性があります。

リモートワークの堅実なセキュリティ戦略には、攻撃を実行前後や実行中に軽減するプロアクティブなエンドポイント保護(または次世代のウイルス対策)が含まれています。より高度なアプローチには、感染したWindows PCを元のクリーンな状態に戻す自動ロールバックが実装されています。


リモートワーク向け在宅勤務VPNソリューション

SonicWallは、急速に増加している在宅勤務従業員向けVPN技術をコストパフォーマンスの良い方法で実装していただけるよう、リモートアクセス製品およびサービスを大幅な割引価格で提供いたします。また、大企業、中小企業の新規のお客様向けに、主要なセキュリティソリューションのセット販売も行っています。

この優待では、大企業・中小企業向けのSecure Mobile Access(SMA)バーチャルアプライアンスを無料にて、Cloud App SecurityおよびCapture Clientエンドポイント保護を特別割引価格(SMAと組み合わせた場合)にてご提供しています。

これらは、ネットワーク外の従業員を保護するために必要な機能が満載のパッケージです。

  • 無料SonicWall Secure Mobile Access(SMA)バーチャルアプライアンス
  • 特別割引Capture Clientエンドポイント保護
  • 特別割引Cloud App Security
  • 特別割引:サポート契約およびリモート実装サービス
  • 新サービス:SMA 100および1000シリーズをご利用のお客様向けの30日間および60日間のVPNスパイクライセンス

SonicWallファイアウォール、未知のCVE攻撃に対するセキュリティ効果を測定するNetSecOPENラボテストで満点を獲得

セキュリティベンダーや次世代ファイアウォール製品を評価するにあたり、セキュリティを重視する顧客は、どれをどう選択すべきかという難しい問題に直面しています。 このプロセスを簡略化し、サイバーセキュリティ市場の透明性を高めるために、NetSecOPENが発表する2020年テストレポートで、認定セキュリティベンダー4社のうちの1社としてSonicWallが選定されました。

SonicWall NSa 4650ファイアウォールは、ニューハンプシャー大学のInterOperabilityラボラトリで行われた既知・未知をあわせた465種類の共通脆弱性識別子(CVE)によるテストにおいて、すべての未知CVE(NGFWベンダーとして知られていないCVE)に対し、100%のセキュリティ効果を達成しました。また、既知のCVEテストの結果を考慮に入れた場合、99%の評価を獲得しました。

「完全に現実的な条件が設定された場合、このように同一条件下で比較することで、次世代ファイアウォールの実際のパフォーマンスとセキュリティ効果の検証が可能となります」と、SonicWallのシニアバイスプレジデント兼最高執行責任者アトゥル・ダブラニアは公式発表で述べています。

現実的な条件下でのファイアウォールのテスト

NetSecOPENのオープンスタンダードは、特に、テストしたファイアウォールがベンダーが約束した通りに機能しているかどうかを測定、判断する際にセキュリティ専門家が直面する課題に対処するよう、現実的なテスト条件をさまざまに組み合わせてシミュレーションするよう設計されています。このサービスの価値は、製品について明確な最終判断を下す際に、議論の余地のない証拠としてこのテスト結果を活用することで最大化されます。

SonicWallは、これまでにNGFW用につくられた業界で最も包括的で厳密なベンチマークテストのうちの1つにおいて、早くから優れた企業と認められています。SonicWall NSa 4650 NFGWは、NetSecOPENテストレポートで以下のように評価されています。

  • 業界最高レベルのセキュリティ効果を実証
  • テストで使用された未知の脆弱性に対する攻撃を100%ブロック
  • 未知および既知の攻撃を99%ブロック
  • NetSecOPENの測定により、高速な処理性能を実証済み(5 Gbpsの脅威保護と最大1.95 GbpsのSSL暗号化およびインスペクションスループット
  • きわめて高性能で拡張可能なエンタープライズセキュリティプラットフォーム、大規模なデータセンターのセキュリティや大量データ、キャパシティの要求を満たすことが確証される
 

 

ファイアウォールのテスト方法・測定基準

スループット、レイテンシー、その他測定基準(以下参照)などの重要パフォーマンス指標(KPI)は、製品の妥当性を判断する上で重要です。以下のKPIは、実際の使用条件で一般的に使用される標準の推奨ファイアウォール設定とセキュリティ機能を用いてNetSecOPENテスト中に記録されたものです。

KPI意味説明
CPS CPS 1秒あたりのTCP接続数 持続期間中に確立された1秒あたりのTCP接続数の平均値の測定。「1秒あたりのTCP/HTTP(S)接続数」ベンチマークテストのシナリオでは、KPIは確立されたTCP接続数および終了したTCP接続数(1秒あたり)の平均値を同時に測定する。CPS 1秒あたりのTCP接続数 持続期間中に確立された1秒あたりのTCP接続数の平均値の測定。「1秒あたりのTCP/HTTP(S)接続数」ベンチマークテストのシナリオでは、KPIは確立されたTCP接続数および終了したTCP接続数(1秒あたり)の平均値を同時に測定する。
TPUT TPUT スループット 持続期間中のレイヤ2スループットの平均値と、同期間中のパケットの平均値(1秒あたり)の測定。スループットの値はKbit/sで表される。TPUT スループット 持続期間中のレイヤ2スループットの平均値と、同期間中のパケットの平均値(1秒あたり)の測定。スループットの値はKbit/sで表される。
TPS 1秒あたりのアプリケーショントランザクション処理件数TPS 1秒あたりのアプリケーショントランザクション処理件数 持続期間中の1秒あたりにアプリケーショントランザクションが正常に完了した件数の平均値の測定。
TTFB 最初の1バイトが到着するまでの時間最初の1バイトが到着するまでの最短時間、最長時間、平均時間の測定。TTFBとは、クライアントからSYNパケットを送信してから、DUT/SUTからのアプリケーションデータの最初の1バイトを受信するまでの経過時間のこと。TTFBはミリ秒で表される。
TTLB 最後の1バイトが到着するまでの時間持続期間中のURL応答時間あたりの最小値、最大値、平均値の測定。レイテンシはクライアント側で測定される。この場合、クライアントからGETリクエストが送信された後、サーバーから完全な応答を受信するまでの時間のこと。
CC TCP同時接続持続期間中のTCP同時オープン接続の平均値の測定。Importance of transparent testing of cybersecurity products

サイバーセキュリティ製品の透明性の高いテストの重要性

組織のサイバー防衛において中心的な役割を果たし、ビジネスに不可欠である製品の購入を決定するにあたり、非常に多くの時間をかけてデューディリジェンスが実施されます。これには、ベンダーに関する幅広い調査の実施、アナリストの意見や洞察の把握、さまざまなオンラインフォーラムやコミュニティの調査、推奨事項に関する情報収集、そして何よりも購入決定に役立つ信頼できる第三者によるレビューの検索が含まれます。

残念ながら、ほとんどの第三者テストベンダーとそのテスト方法は明確に定義されておらず、NGFWパフォーマンスをテスト、ベンチマークするために確立されたオープンスタンダードに従っていないため、そのようなレビューを見つけることは非常に困難です。

ベンダーの主張を検証するために第三者のレビューが利用されているという事実を認識しているSonicWallは、2018年12月にNetSecOPENに参加しました。NetSecOPENは、インターネット技術特別調査委員会(IETF)の創設メンバーであり、そこで採用されたオープンで透明性の高いネットワークセキュリティのパフォーマンステスト基準の作成に焦点を当てた業界初の組織です。

SonicWallは、NetSecOPENから独立かつ公平な製品テストおよび検証を行う組織として認められています。SonicWallでは、ネットワークセキュリティデバイスのパフォーマンスに関するIETFイニシアティブ、オープンスタンダード、ベンチマーク手法を推奨しています。。

メンバーの一員として、SonicWallはNetSecOPENや他のメンバーと積極的に協力し、再現性のある一貫性したテスト手順やパラメータ、構成、測定、KPIを定義、改善、確立するとともに、NetSecOPENがすべてのネットワークセキュリティ機能において、公正かつ合理的な比較対象として公表できる製品を生み出しています。サイバーセキュリティベンダーとその製品パフォーマンスについて完全な透明性を提供します。

サイバー犯罪者の思考を探る:SonicWall、新たなサイバー攻撃に関するデータや脅威アクターの動作を最新レポートで解明

サイバー犯罪者や脅威アクターにとって、最先端のデジタル領域は標的や攻撃機会にあふれた無法地帯です。政府機関や法執行機関、監視グループの取り組みも虚しく、現代のサイバー脅威はかつてないほど機敏で、検知を巧妙に回避します。

こういった背景から、SonicWall Capture Labsの脅威研究者たちは、グローバルなサイバー軍拡競争に先手を打つべく、実用的な脅威インテリジェンスで組織やエンタープライズ、政府、企業の防御力を強化しようと絶え間なく取り組んでいます。

この取り組みの一環として、2020年SonicWallサイバー脅威レポートでは、サイバー犯罪者の思考を探り、次なる攻撃に備えするうえで役立つ脅威インテリジェンスを提供しています。

世界的なマルウェアの蔓延は減少するが、標的がより明確に

過去5年間、サイバー犯罪者は膨大な数の攻撃を組織に仕掛けてきました。しかし、サイバー防衛の進化に伴い、攻撃数が増加してもダメージを抑えることが可能となりました。

そこで2018年、サイバー犯罪者は「より脆弱な」標的に対し、さらに回避的で的を絞った攻撃を開始しました。2019年には全世界のマルウェア件数は減少しましたが、医療業界や地方自治体など、そのターゲットがより明確となり、成功率も上昇しています。

SonicWall Capture Labsは2019年、前年比で6%減少となる99億件のマルウェア攻撃*を記録しました。

地方自治体を狙ったランサムウェア

「運任せで攻撃」する手法はもう通用しません。サイバー攻撃者は、所有している機密データや資金(またはその両方)を奪い、その引き換えに金銭を支払う可能性がある被害者を巧妙に狙うランサムウェアという手法を使用します。今は「大物狩り」が主流なのです。

本レポートでは、2019年に発生した最も悪質なランサムウェア攻撃の概要に加え、Cerber、GandCrab、HiddenTearなどのランサムウェアファミリーやシグネチャの進化の実態についても解説しています。

第3四半期にはファイルレスマルウェアが急増

ファイルレスマルウェアは、メモリベースのアーティファクト(RAMなど)にのみ存在する悪意のあるソフトウェアの一種で、コンピュータのハードドライブにアクティビティを書き込まないため、既存のコンピュータのフォレンジック分析がうまく働きません。

2019年、盛衰の傾向を見せたファイルレスマルウェアですが、SonicWall独自のデータでは、このスマートな手口が中期に大幅に急増することを示しています。

着実に高まる暗号化された脅威

来年も増加の兆しを示しているのが、暗号化された脅威です。より多くの組織がプロアクティブに、責任をもってTLS/SSLトラフィックを検査する体制ができるまで、この攻撃ベクトルは拡大の一途を辿ると考えられます。

IoTマルウェア件数の増加

玄関先カメラのハッキングやベビーモニタの不正侵入など、2019年にはIoTデバイスのセキュリティとプライバシーに深刻な脅威が及びました。今後も、IoTベースの攻撃が増える兆しがトレンドデータから示されています。

クリプトジャックの崩壊

2019年上旬、ビットコインや補完的な暗号通貨の価格により、正当なCoinhiveのマイニングサービスを悪用した、Coinhiveベースのクリプトジャックマルウェアが横行しました。Coinhiveのマイニングサービスが終了したことで、2019年、最も話題を呼んだこのマルウェアは消滅しました。

リモートワーカーが予想容量を超えるに従い、コロナウイルスによる企業への影響が増大

新型コロナウイルスの流行は、世界中で大きな健康上の懸念となっています。この新型ウイルスの感染拡大を防ぐため、組織ならびに企業はリモートワークを許可することで従業員の安全衛生を確保しています。この慣行は、ウイルスが容易に拡散する可能性のある(レストランやオフィス、公共交通機関などで)大集団や群衆に個人が接触することを制限するのに役立ちます。

このようなことから、健康に配慮する多くの地域では今、「在宅」がキーワードとなっています。BBCによれば、蘇州市の企業は少なくとも2月8日まで引き続き閉鎖されるとのことです。2018年時点で、蘇州の人口は1070万人を超えていました。

1月30日、世界保健機構は、この感染拡大が世界的な公衆衛生上の緊急事態であると宣言しました。これに対応し、米国国務省は中国に対しレベル4の渡航勧告(渡航禁止)を発表しました。同省はまた、武漢地方の米国民とその家族に対し、不要不急の滞在者は同地方を離れるよう命令しました。

このような予防措置によって、モバイルワーカーが予想外に増加し、多くの組織ではユーザー増加に対応するだけの仮想プライベートネットワーク(VPN)ライセンスが不足しているのが現状です。これは、従業員がビジネスリソースにアクセスできなかったり、さらに悪い事態では、セキュリティ保護されていない接続を使用してアクセスしたりする深刻なリスクを招きます。

影響を受ける地域の組織や企業は、事業継続計画を見直す必要があります。コロナウイルスの感染拡大による労働力への影響を管理している雇用主や組織に対し、「National Law Review」誌が有用な記事を発表しています。また、SonicWallの「5 Core Practices to Ensure Business Continuity」にも役立つ情報が記載されています。

コロナウイルスとは

コロナウイルス(2019-nCoV)は、中国・武漢で最初に特定された呼吸器疾患で、その後、米国、カナダ、オーストラリア、ドイツ、フランス、タイ、日本、香港、その他9カ国で感染が報告されています。ウイルスの拡散を防ぐため、中国当局は武漢周辺地域における旅客機および旅客鉄道の営業を停止しました。

アメリカ疾病管理予防センター(CDC)は次のように発表しています。「中国での感染発生早期の患者は海産物および動物を扱う大規模な市場と何らかの関連があると報告されており、動物から人への感染が示唆される。しかし、その後の感染拡大による患者は動物を扱う市場に行っていないことが報告されており、人から人への感染が発生していることが示されている。現時点では、このウイルスがどの程度容易に、または持続的に人から人に感染するかは不明である」。

最新情報の概要は、CDCの「2019 Novel Coronavirus, Wuhan, China」から入手できます。


リモートワーク向け在宅勤務VPNソリューション

SonicWallは、急速に増加している在宅勤務従業員向けVPN技術をコストパフォーマンスの良い方法で実装していただけるよう、リモートアクセス製品およびサービスを大幅な割引価格で提供いたします。また、大企業、中小企業の新規のお客様向けに、主要なセキュリティソリューションのセット販売も行っています。

この優待では、大企業・中小企業向けのSecure Mobile Access(SMA)バーチャルアプライアンスを無料にて、Cloud App SecurityおよびCapture Clientエンドポイント保護を特別割引価格(SMAと組み合わせた場合)にてご提供しています。

これらは、ネットワーク外の従業員を保護するために必要な機能が満載のパッケージです。

  • 無料SonicWall Secure Mobile Access(SMA)バーチャルアプライアンス
  • 特別割引Capture Clientエンドポイント保護
  • 特別割引Cloud App Security
  • 特別割引:サポート契約およびリモート実装サービス
  • 新サービス:SMA 100および1000シリーズをご利用のお客様向けの30日間および60日間のVPNスパイクライセンス