最新のSonicWall Gen 7 TZファイアウォールへのアップグレードをおすすめする10の理由

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人は、持っているものを簡単に手放すことができません。私たちは日常的に使っているものに対して愛着や安心感を抱きます。たとえば、私は古いカウチソファを持っています。あまり使っていませんが、手放すことができません。このような「コンフォートゾーン」には危険性があります。必要ではなくなったものに執着させてしまうためです。

同じように、私たちは古いネットワークデバイスに対しても慣れてきてしまいます。しかし、古いカウチソファを手放さないこととは違って、セキュリティ機器は正しいタイミングで更新しないとネットワーク全体を危険にさらす可能性があります。今こそ、ニーズを評価して変化に適応する絶好のタイミングです。ネットワークがシンプルになるように、必要ではないものは取り除き、運用に不可欠なデバイスを更新する必要があります。

優れたファイアウォールは安全なネットワークの基本です。ファイアウォールは高度なサイバー攻撃を阻止します。また、今日の職場で求められているスピード、パフォーマンス、生産性のニーズにも対応します。この記事では、旧式のファイアウォールを最新の第7世代SonicWall TZシリーズファイアウォール(TZ270、TZ370、TZ470、TZ570、TZ670シリーズ)のいずれかに更新することを検討すべき理由のトップ10をご紹介します。

1.高ポート密度のデスクトップフォームファクタでマルチギガビットをサポート
組織では帯域幅を大量に消費するアプリケーションをサポートするためにスループットの向上が必要です。そのため、マルチギガビットポートが必要になります。さらに、ポートの数が多くなるほど、より多くのデバイスをファイアウォールに直接接続できます。

アップグレードをおすすめする理由:Gen 7 TZシリーズの次世代ファイアウォールは、マルチギガビット(2.5/5/10G)インターフェイスまたは光ファイバー(SFP+、SFP)インターフェイスを提供する初めてのデスクトップフォームファクタです。一方、旧式つまりGen 6ファイアウォールでサポートしているのはギガビットインターフェイスのみです。また、Gen 7 TZは最少で8個のポートをサポートしていますが、Gen 6でサポートしているのはわずか5個です。


2.拡張可能ストレージと冗長電源による優れたハードウェアアップグレード
Gen 7 TZには拡張可能ストレージが搭載されており、ログ記録、レポート作成、キャッシュ、ファームウェアバックアップなど各種の機能に対応します。第2電源は、故障時の冗長電源として使用でき、事業継続性を確保します。

アップグレードをおすすめする理由:Gen 7 TZシリーズモデルはデバイスの底面に拡張可能ストレージスロットがあり、最大256GBまで拡張できますが、Gen 6にはありません。TZ670には32GBの拡張可能ストレージがあらかじめ搭載されています。また、TZ570/670シリーズのファイアウォールは冗長性のために2つのAC電源をサポートしています。オプションの冗長電源はTZ570/670シリーズとともに購入できますが、他のすべてのGen 6およびGen 7のファイアウォールでサポートしている電源は1つです。


3.画期的なファイアウォールインスペクション、DPIパフォーマンス、IPSec VPNパフォーマンス
アプリ、HD動画ストリーミング、ソーシャルメディアなどからのネットワーク帯域幅の要件は増加し続けています。要件に対応するには、パフォーマンスを低下させずに安全なネットワークを提供することができる、より高速なファイアウォールインスペクション、DPIやIPSec VPNのパフォーマンスが必要です。ファイアウォールのパフォーマンスが高くなることで、組織はより高速なインターネット速度を活用したり、より多くの同時接続ユーザーやリモートユーザーに対応したりできます。

Gen 7 TZシリーズは、Gen 6ファイアウォールの最大4倍のファイアウォール、DPI、IPSec VPNパフォーマンスを提供します。


4.接続数の増加に対応(秒あたり、SPI、DPI、DPI-SSL)
同時接続数が多くなると、より多くの同時ユーザーセッションを有効にしてファイアウォールで追跡することが可能になるため、拡張性が向上します。

アップグレードをおすすめする理由:Gen 7 TZシリーズは、Gen 6ファイアウォールの最大15倍の最大接続数を提供します。


5.シングルサインオン(SSO)ユーザーの増加
シングルサインオン機能により、連携されているシステムにユーザーが1つのIDとパスワードでアクセスできることで従業員の生産性が向上し、ITサポートのコストが削減されます。

アップグレードをおすすめする理由:Gen 7ファイアウォールでは、Gen 6リーズの最大5倍のSSOユーザーがシングルサインオンを使用することのメリットを享受できます。


6.VPN接続の強化
小売店向けPOSビジネスなど、遠隔地や支店を持つ組織の場合は、多くのサイト間のVPNトンネルを構築できることが不可欠です。VPN接続により、組織は分散型ネットワークを相互に接続して安全にデータを共有できるようになります。

アップグレードをおすすめする理由:Gen 7は、Gen 6ファイアウォールの最大8倍のサイト間VPNトンネルを提供します。


7.VLANインターフェイスの増加
VLANでは、ネットワークデバイスの論理グループ化のサポート、ブロードキャストトラフィックの削減、セキュリティポリシー実装時の制御の強化が可能です。これにより、同じネットワーク上でデバイスを論理的に分離できます。VLANインターフェイスの増加によって、組織のセグメント化とパフォーマンスの向上が可能になります。

アップグレードをおすすめする理由:Gen 7 TZシリーズは、Gen 6 TZシリーズの最大5倍のVLANインターフェイスを提供します。


8.802.11ac Wave 2テクノロジーとアクセスポイントの最大数の増加
802.11ac Wave 2テクノロジーは、MU-MIMOテクノロジーをサポートすることによってWi-Fiのユーザーエクスペリエンスを向上させます。Wi-Fiオプションが統合されているため、組織はハードウェアを追加購入しなくてもワイヤレスネットワークをさらに拡張できます。また、ファイアウォールでサポートされているアクセスポイントの数が多いことにより、Wi-Fiネットワークの拡張性が向上します。

アップグレードをおすすめする理由:Gen 7 TZ(TZ670以外)では統合された802.11ac Wave 2のサポートを提供していますが、Gen 6がサポートしているは802.11ac Wave 1または802.11nテクノロジーのみです。Gen 7 TZでは、Gen 6シリーズの最大4倍の数のアクセスポイントをサポートしています。


9.最新のSonicOS 7.0をサポート
豊富な機能を備えたSonicOS 7.0オペレーティングシステムは、最新のユーザー体験/インターフェイス、トポロジ表示、拡張ポリシー、高度なセキュリティ、ネットワーキング、管理機能、TLS 1.3、BGPルーティングのデフォルトサポートを特徴としており、追加ライセンスは必要ありません。

アップグレードをおすすめする理由:SonicOS 7.0のサポートはGen 7シリーズで利用できますが、Gen 6シリーズでは利用できません。Gen 6シリーズのファイアウォールでは、BGPサポートを有効にするために追加の拡張ライセンスを購入する必要があります。Gen 7では、ファイアウォールを購入するたびにBGPサポートがデフォルトで含まれています。ステートフルHAのサポートはGen 7 TZシリーズで利用できますが、Gen 6 TZシリーズでは利用できません。


10.5G USBモデム対応
Gen 7 TZシリーズのUSB 3.0ポートは、5G接続用の5Gドングルを接続するために使用できます。Gen 7 TZシリーズは、対応するドングルを使用することで4G/LTE/3Gテクノロジーと後方互換性があります。

アップグレードをおすすめする理由:5GテクノロジーのサポートはGen 7 TZシリーズでは利用できますが、Gen 6 TZシリーズでは利用できません。

 

SonicWall TZ次世代ファイアウォールとは

SonicWall TZシリーズにより、柔軟性が高く、統合されたセキュリティソリューションで高速の脅威防御を実現できます。SonicWall TZ次世代ファイアウォールは、小規模ネットワークや多くの拠点を持つ分散型企業向けに設計されており、特定のニーズに合わせて調整可能なさまざまなモデルを提供します。

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Sarah Choi
Product Marketing Senior Manager | Sonicwall
Sarah is the Senior PMM for SonicWall Capture Client and SonicWall TZ products. With over 15 years of hardware, software and cybersecurity experience, Sarah has held different positions in marketing and product marketing for large tech companies such as Lenovo, HP and Samsung.